金融ビックバン(日本版)(きんゆうびっぐばん(にほんばん))
西暦2001までに日本の金融市場を欧米並みの国際金融市場とするための金融構造改革が進められているが、1997(平成9)年6月に策定された「金融システム改革のプラン」に盛られた構想を日本版金融ビックバンと称している。Free(市場原理の働く自由な市場の形成)、Fair(透明で信頼できる市場の形成)、Global(国際的な市場の形成)を3原則として、金融証券市場を中心とした多くの施策、規制緩和等が推進されることとなっており、我が国の産業界全体にも大きな影響を与えることが予想される。