活断層(かつだんそう)
地表に現れている断層のうち、ここ数十万年以内に繰り返してずれ動いた形跡があり、今後も動く可能性の大きいとみられる断層。活断層の発見や調査には地形・地質学的調査だけではなく、航空写真による調査も行われ、また、活断層の活動暦を知るために、活断層を横切る溝を掘り、各年代の地層の食い違いの有無や大きさを調べるトレンチ調査やボーリング調査などが主要活断層について行われている。和歌山県から四国にかけての中央構造線、新潟県から静岡県にの糸魚川・静岡構造線、東京西部の立川断層などが知られている。