豆板(まめいた)
コンクリートの欠陥の一種で、コンクリートの単位水量過不足、単位粗い骨材粒。粒骨材(原則として、砕石等で直径5mm以上のものをいう)の最大寸法が大きすぎたり、コンクリートの打込みのさいに十分突き固めを行わなかったり、型枠幸二の不良などにより、モルタルと粗骨材が分離し、粗骨材の周りにモルタルが行きわたらず豆板状(いり豆を砂糖で平たい板のように固めた菓子のように表面に凹凸や透かしができること)になること。別名「ジャンカ」、「あばた」、「す」などと呼ぶ。豆板部分はモルタルが十分に行きわたっていないので、十分な強度が出ないし、密集でないので、空気や水分の侵入もあって、鉄筋の防錆力も低下する。