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パテだれ(ばてだれ)

サッシ回り、開口部回り、パネル相互の結合部分等にはシーリング材が用いられているが、これが気温の上昇で軟化し、表面がずれて一部しわ状のものがその表面目地部分に現れる状態をいう。シーリング材としては、以前、魚油に炭酸カルシウムやアスベスト等を混入して練り上げたパテやコーキング材が多く用いられていた。それらの材料が太陽熱でたれ下がってしまったことがあり、それ以来、シーリング材に対してもパテだれという言葉が使われるようになった。シーリング材も種類が多いが、用途に応じた選定を行えばパテだれのおそれはない。

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