固定金利選択型住宅ローン(こていきんりせんたくがたじゅうたくろーん)
金融の自由化の発展を背景に、民間金融機関が発売した新型の住宅ローンのひとつ。一定の固定金利期間を設定し、その期間中は市場金利が変動しても返済額が変わらないので、返済計画を立てやすい。固定金利期間は2年から10年で、固定期間終了後、その時点の金利水準により改めて金利を見直すが、同様に固定・変動のいずれかを選択できるものもある。貸出しの金利は、プライムレート等に連動して決定されるが、見直しの時期、方法や水準は個々の金融機関によって若干の差異がある。