充填不良(じゅうてんふりょう)
建物の気密性や浴室、台所等水仕舞を必要とする部分の気密性を確保するために、部品や材料相互の接合部分はシーリング材を確実に充填しておく必要がある。この充填が不良の場合には、気密性が確保されない雨漏りはもちろん、建物の耐久性確保に重大な支障となる。シーリング材の充填に当たっては、接合部分の材質によく適合したシーリング材を選定することが第一に必要であるとともに、シーリング材の充填に先立って行われるプライマーの材質を十分に選定することも極めて重要なことである。プライマーは被着面を接着しやすいように処理するからである。