人材の育成(じんざいのいくせい)
不動産をめぐる行政・制度、社会経済の複雑化、多様化などの進展に伴い、不動産業界でも人材の育成が重要な課題となってきた。不動産をめぐる諸問題についての高度の専門知識、専門技術が、不動産業の経営者や営業担当者に要求され、この要求にこたえることによって業界の社会的信用の向上、顧客の信頼も現実できるということである。このため、業界では人材育成、教育の機運が高まり、例えば、全宅連は会員を対象に昭和60年10月、本格的な経営講座を開講した。また、大学でも不動産学部、不動産学科の開設の動きがみられる。