地方公共団体融資(ちほうこうきょうだんたいゆうし)
地方公共団体による住宅融資制度は、各地方公共団体(都道府県・市町村)それぞれの方針により、この制度のあるところとないところがあり、また制度の内容も多種多様である。公共団体の融資制度は特定の政策目的のための制度が多いという特色がある。このため増改築のみを対象とし、一般向けの持家取得を対象とする融資制度のない公共団体もある。融資方法としては直貸方式・預託方式・利子補給方式の3種があり、またこれらを併用する方式がある。公庫融資との併用が条件となっているケースでは、一般向けの持家取得を対象とする預託、利子補給方式が多くなっている。