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【保存版】不動産購入チェックリスト|マンション・戸建て購入前に確認すべき項目

不動産購入は人生における大きなイベントであり、多くの手続きと確認事項があります。このページでは、物件概要の確認はもちろん、周辺環境、管理状況、建物の状態、土地の確認など、見落としがちなポイントまで丁寧に解説します。

不動産購入の大まかな流れ

不動産購入の大まかな流れ
段階 内容 期間の目安
1.情報収集・資金計画 購入希望エリアの市場調査、希望条件の整理、資金計画(自己資金、住宅ローン) 1~3ヶ月
2.物件探し 不動産ポータルサイトや不動産会社を活用した物件探し、内見 1~3ヶ月
3.購入申し込み・重要事項説明 希望物件が見つかったら購入申し込みを行い、重要事項説明書で物件の詳細を確認 1~2週間
4.住宅ローン仮審査・本審査 金融機関に住宅ローンの仮審査、本審査を申し込み 1~2ヶ月
5.売買契約締結 売主と買主の間で売買契約を締結。手付金を支払う 1~2週間
6.住宅ローン契約 金融機関と住宅ローン契約を締結 1~2週間
7.残金決済・物件引渡し 売主に残金を支払い、物件の鍵を受け取る 1日
8.引越し・登記手続き 工新居への引越し、所有権移転登記などの手続き 1~2週間

不動産購入チェックリスト(マンション)

不動産購入チェックリスト(マンション)
マンション購入前に確認すべきチェックリストをまとめました。しっかりと確認を行い、後悔のないマンション購入を実現しましょう。

物件概要の確認

項目 チェックポイント
価格 予算内であるか、周辺相場と比較して適正か。修繕積立金や管理費も考慮する。
専有面積 希望の広さか、生活動線は確保できるか。
間取り 家族構成やライフスタイルに合っているか。収納スペースは十分か。
築年数 耐震基準は満たしているか、将来の大規模修繕の時期や費用はどのくらいか。
所在階 日当たりや眺望、騒音、プライバシーはどうか。エレベーターの待ち時間はどのくらいか。
方位 日当たりや風通しはどうか。
所有権の形態 区分所有建物か、借地権か。

周辺環境のチェック

項目 チェックポイント
最寄り駅からの距離 徒歩や自転車、バスでのアクセスは便利か。通勤・通学時間はどのくらいか。
周辺施設 スーパー、コンビニ、病院、学校、公園などは近くにあるか。生活に必要な施設が揃っているか。
治安 犯罪発生率はどうか。夜間の街灯は十分か。
騒音 交通量や近隣の工場、商業施設などからの騒音はどうか。
災害リスク ハザードマップで水害、土砂災害、地震などのリスクを確認する。

管理状況の確認

項目 チェックポイント
管理規約 ペット飼育、楽器演奏、駐車場利用などに関するルールを確認する。
修繕積立金 将来の大規模修繕に備えて十分な積立金が積み立てられているか、今後の値上げの可能性はどうか。
管理費 共用部分の維持管理に適切な費用が計上されているか。
管理会社の評判 管理体制は適切か、居住者からの評判はどうか。
長期修繕計画 適切な修繕計画が立てられているか、計画に基づいて適切に修繕工事が実施されているか。
マンション管理に関する情報はマンション管理に関する制度 | 国土交通省で確認できます

不動産購入チェックリスト(戸建て)

不動産購入チェックリスト(戸建て)
戸建ての購入は、マンション購入とは異なるチェックポイントが多くあります。購入前にしっかりと確認を行い、後悔のない選択をしましょう。

物件概要の確認

項目 チェックポイント
価格 周辺の相場と比較して適正か。資金計画に無理がないか。
所在地 ・生活に必要な施設(スーパー、病院、学校など)へのアクセスは良いか。
・治安状況はどうか。
土地面積/建物面積 家族構成やライフスタイルに合っているか。
築年数 ・耐震基準はクリアしているか。
・将来的にリフォームが必要か。
間取り 家族構成やライフスタイルに合っているか。部屋数、収納スペースは十分か。
駐車場 駐車スペースの広さは十分か。車種は制限されるか。

周辺環境のチェック

項目 チェックポイント
交通アクセス 最寄りの駅までの距離、バスの便の数、
主要道路へのアクセスは良いか。
公共施設 公園、図書館、公民館などへの距離は近いか。

建物の状態確認

項目 チェックポイント
外観 ひび割れ、外壁の剥がれ、屋根の損傷などがないか。
内装 壁や床の傾き、水漏れ、カビの発生などがないか。給排水管の状態はどうか。
設備 キッチン、浴室、トイレなどの設備は正常に機能するか。老朽化の程度はどうか。
基礎 ひび割れ、沈下などがないか。専門家による住宅診断を検討するのも良いでしょう。
断熱性・気密性 窓や壁の断熱性能は高いか。夏涼しく、冬暖かい家か。

土地の確認

項目 チェックポイント
形状 正方形や長方形に近い土地は使い勝手が良い。変形地は建築費用が高くなる場合も。
地盤 地盤調査の結果、地盤改良工事が必要か。
境界線 隣地との境界線ははっきりしているか。越境物などはないか。
接道状況 道路幅は十分か。セットバックが必要か。
法規制 建築基準法、都市計画法などの規制を確認する。
建蔽率、容積率はどれくらいか。
上記以外にも、ライフスタイルや家族構成に合わせた様々なチェックポイントがあります。
しっかりと確認を行い、納得のいく戸建てを購入しましょう。

不動産会社選びのポイント

不動産会社選びのポイント
不動産会社選びは、理想の物件を見つけることと同じくらい重要です。信頼できるパートナーを選ぶことで、スムーズな取引を実現し、後悔のない不動産購入につながります。ここでは、不動産会社選びで重視すべきポイントを解説します。

実績と信頼性

実績と信頼性は、不動産会社を選ぶ上で重要な指標です。会社の設立年数、取引件数、地域での評判などを確認しましょう。地元に密着した会社は、地域の情報に精通しており、より適切な物件提案を受けられる可能性が高いです。また、公益社団法人全日本不動産協会、公益財団法人東日本不動産流通機構、公益社団法人不動産保証協会などの団体に加盟していることも信頼性の指標となります。

対応の丁寧さ

対応の丁寧さは、安心して取引を進める上で欠かせない要素です。問い合わせへの対応の迅速さ、説明の分かりやすさ、顧客への配慮などを確認しましょう。実際に店舗を訪れたり、電話で問い合わせたりすることで、対応の丁寧さを実感できます。初回の対応で不信感を持った場合は、他の不動産会社も検討する方が良いでしょう。

専門知識

不動産取引は専門知識が不可欠です。担当者が不動産に関する法律、税制、ローンなどに精通しているかを確認しましょう。複雑な手続きや書類についても分かりやすく説明してくれる担当者であれば、安心して取引を進められます。資格の有無も確認すると良いでしょう。例えば、「宅地建物取引士」の資格は、不動産取引に関する専門知識と高い倫理観を証明するものです。
ポイント 確認事項
実績と信頼性 設立年数、取引件数、地域での評判、業界団体への加盟状況
対応の丁寧さ 問い合わせ対応、説明の分かりやすさ、顧客への配慮
専門知識 不動産関連法令、税制、ローンに関する知識、資格の有無(宅地建物取引士など)
これらのポイントを踏まえ、複数の不動産会社を比較検討することで、
自分に合った最適なパートナーを見つけることができます。
信頼できる不動産会社と協力して、理想の不動産購入を実現しましょう。

まとめ

まとめ
この記事では、マンションと戸建てそれぞれの購入前に確認すべきチェックリスト、物件探しから不動産会社選びまでのポイントを解説しました。マンションの場合は管理状況、戸建ての場合は土地の状態にも注意を払いましょう。信頼できる不動産会社選びも成功の鍵です。実績、対応、専門知識を基準に、自分に合った会社を見つけましょう。 より詳しい情報や個別相談をご希望の方は、健ハウジング(https://www.mysumai.jp/)のウェブサイトをご覧ください。専門スタッフがお客様の不動産購入をサポートいたします。

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