雨漏り(あまもり)
雨水が建物内にいろいろな原因で入りこんで、建物の重要な役割である居住者の財産の保護や健康の保持に悪影響を及ぼす。更には建物自体の耐久性にも大きな影響を与える。このような雨水が建物の屋根や壁から浸入する現象を雨漏りという。建築工事の不都合によって生ずる雨漏りは、新築後比較的早期に発見する場合が多いが、修繕方法に決め手はない。最近では、外壁のサッシ回りの雨仕様舞が悪いことが雨漏りの原因となることが多い。屋根裏や天井裏の結露を雨漏りと間違えることがあり、断熱工事には防湿上の配慮が重要である。