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不動産売却のポイントをご紹介!土地を高く売るために準備すべきこと

誰しも「土地を売却するなら出来るだけいい価格で」と願うはずですが、高く売るためには一定の条件と準備が必要です。売却しやすい土地、売却しにくい土地、高く土地を売るために事前に確認しないといけないポイントをご紹介します。

売却しやすい土地の特徴

アパート・マンション・戸建てを賃貸する場合
売却しやすい土地の特徴はどのようなものがあるのでしょうか。基本的には生活しやすい、建物を立てやすければ売却しやすいです。以下の5つの条件全てに合致することはなかなかないかもしれませんが、どれか一つでも当てはまればそれを前面に押し出しましょう。

立地が良い

駅チカ、繁華街、便のいい公共交通機関から徒歩10分、治安のいい閑静な住宅街、学園都市、商業施設に近いなど、立地の良さにも様々あります。

土地売却の際には使用用途は限定しないことが大切です。売却した土地に何を立てるかはプロの不動産会社に任せましょう。繁華街に建売住宅を建てても売れる可能性は低いですし、住宅街にオフィス用ビルを建ててもニーズに合いません。

その土地の特性を生かすためには売主は柔軟性を持ち、情報を持っている信頼できる不動産業者を頼るべきです。

整形されている

土地が正方形もしくは長方形であれば整形されています。こういった土地はどのような用途にも活用することができるため、売れる可能性は高いです。

土地柄に応じた適切な広さ

その土地に応じた広さも大切です。首都圏であまりに広すぎる土地は売値が高額となり売却まで時間がかかることが予想されます。逆に車社会の地方なのに狭い土地だと、駐車場やガレージのスペースがないため、敬遠されてしまいます。

各エリアで適切な広さを見極める必要があります。明らかに広い場合は分割して販売することが必要です。

道路が土地の南向きにある

道路が土地の南側にあれば陽の光を遮りにくいため、日当たり良好の土地となります。周囲を建物に囲まれていなければ風通しもよくなるので、道路に面している、特に南側にというのは、大きなプラス要素になります。

道路幅に余裕がある

道路幅に余裕があると路肩に駐車がしやすい、車庫入れしやすい、事故の危険性が低いなどの車関係のメリットがあります。面した道路幅に余裕がある土地は売却しやすいです。

売却しにくい土地の特徴

土地を賃貸する場合
売却しにくい土地に関しては売却前に改善するか、何かいい部分をアピールする必要があります。そのままでは売れにくいので、不動産会社の担当に相談して工夫しましょう。

立地が悪い

交通の便が悪い、駅から遠い、治安が悪い、騒音がある、坂の上にある、洪水や津波被害の恐れがある、湿地など、立地が悪い土地はやはり売れにくいです。こういった土地こそ、建造する建物やどのような層に売却を持ちかけるかで、売れる可能性が大きく変わります。付加価値が重要になるので、不動産会社の担当のレベル次第で大きく結果が変わるでしょう。

変形地

旗竿地、三角地など特殊な形の土地は売れにくいです。これは建造する建物の形が制限されたり、普通の土地に比べて搬入や搬出が大変、重機の進入ができないなど、不便な点があるのが理由です。整形地に比べて様々なコストがかかります。必然的に土地の値段も下がるため、資産価値を重視している買主だと敬遠されます。

造成が必要

林や山、池があるような土地はそのままでは建物を建てられないため造成が必要です。造成していない土地を買い取るのは飼い主にとって費用もリスクもあるため、売れにくいです。

広すぎ・狭すぎ

広すぎる土地は価格が高くなったり使い道が限定されるため売れにくいです。逆に狭すぎる土地もやはり使い道が限定されます。分割や買い足し等をした上で売却する必要があります。

土地を高く売却するための確認ポイント

土地を賃貸する場合
売りやすい土地でも意外な落とし穴があるケースがありますし、売却前に確認しておいたほうがいいポイントをご紹介します。売却前にコストがかかるかもしれませんが、怠るといい土地なのに売れなかったりトラブルが発生することもあるので必ず確認しましょう。

売却前に更地になっているか

基本的には完全な更地にしておいたほうが土地は売れやすいです。理由としては土地の活用方法が自由になるのと、買主に余計な費用が発生しないからです。 例えば古家が建ったままの土地を購入した買主が自分で取り壊す場合、その費用がそもそも無駄ですしローンを組む場合の対象になりません。そのため、古家が建ったままの土地は非常に売れづらくなります。

変形地

旗竿地、三角地など特殊な形の土地は売れにくいです。これは建造する建物の形が制限されたり、普通の土地に比べて搬入や搬出が大変、重機の進入ができないなど、不便な点があるのが理由です。整形地に比べて様々なコストがかかります。必然的に土地の値段も下がるため、資産価値を重視している買主だと敬遠されます。

造成が必要

林や山、池があるような土地はそのままでは建物を建てられないため造成が必要です。造成していない土地を買い取るのは飼い主にとって費用もリスクもあるため、売れにくいです。

よほど家の状態が良ければ別ですが、基本的には売却前に更地にする方向で進めましょう。ただ、古家によってはリノベーションをすることで付加価値をつけられる場合もあるので、不動産会社の担当者に相談するのもいいでしょう。

境界が確定しているか

土地の境界が確定していない場合も非常に土地は売れづらくなります。法的には買主の了解が取れていれば境界が曖昧でも契約はできますが、好き好んで買う人はほぼいないはずです。

境界が確定していないケースは長い年月の間に工事などで境界鋲がどこかに行ってしまったり、境界鋲の上にブロック塀を立ててしまったりで発生します。これは隣あっているのが公共の土地であれば官民境、隣家など民間であれば民民境といって、どちらにしても測量会社の立会いのもと協会確定を行い筆界確認書を作成しなければなりません。

これを行わないと土地の境界が曖昧なままで売りにくくなります。

隣家と越境していないか

これは自分の土地が隣家に越境しているケース。隣家が自分の土地に越境しているケース両方があり得ます。よくあるのは隣家の木が上からこちらにはみ出しているケース。あとはのブロック塀が境界上に立っているケースです。

木がはみ出しているような場合は、売却前に剪定をして越境を解消してもらうように相談しましょう。また、ブロック塀のように簡単に解消できない場合は越境の覚書を交わします。図面で状況を確認し、越境している場所にあるブロック塀などがどちらに所有権があるのかを記します。さらにどのようなタイミングで是正するのかも条件を決めておくべきです。

この覚書に書いた内容は新しい買主にも引き継がれます。売主としては覚書の作成は義務ではありませんが安心して買主にすすめられる材料になります。

土地の質は買主にとって安心できるか

土壌汚染調査や土地の過去の使用履歴を調査しておくことで買主にとって安心ですし、売却後トラブルになることを避けられます。

汚染土壌調査はPhase2まで行い問題なければ、土地の安全性はほぼ大丈夫だろうといわれています。以前工場があった土地は土壌が汚染されている可能性があるため、調査結果が問題なければ安心して購入できる土地になります。逆に以前工場だった、何か施設があったような場所で調査をしていないと、土壌が汚染されていたり地中に何か埋まっている可能性があるため売りづらくなります。

この調査を行なったら瑕疵担保責任を免責にする但し書きを契約書に記載しましょう。この但し書きがあれば調査で出なかった問題が後で発覚した場合でも、売主の責任が発生しません。

まとめ

楽なのは専任媒介契約
土地を売却する前にはどのような土地を売ろうとしているのかを理解し、長所をアピールし欠点を少しでも打ち消す必要があります。また、いい土地でも確認不足でなかなか売れなかったり、相場よりも買い叩かれたりする可能性があるので、しっかり不動産会社の担当に相談しましょう。

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