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東京で不動産を購入する場合の探し方。理想の新築一戸建てを手に入れるには

東京都内で不動産物件を探している、新築の一戸建てを検討しているけど、探し方に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。今回は都内の新築一戸建ての自治体別の相場観と、予算を決めた上でどのように物件を探したらいいのかについてご紹介します。インターネットの活用とアナログな方法を必要に応じて組み合わせるのがおすすめです。

東京で新築一戸建てを購入する場合の自治体別購入価格目安

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物件を探すにあたり、自分の予算に合う家がどのエリアにあるかを知っておくことは重要です。同じ条件の物件でも港区に購入するのと杉並区に購入するのでは価格が全く違います。今回はアットホームが公開している東京都の自治体別価格相場から、3LDK〜4LDKの新築一戸建ての購入価格を比較してみます。

1.港区 18,550.61万円
2.渋谷区 15032.81万円
3.目黒区 14764.64万円
4.品川区 10758.45万円
5.武蔵野市 10667.28万円
6.文京区 9734.79万円
7.世田谷区 9662.06万円
8.新宿区 9412.09万円
9.豊島区 9125.74万円
10.杉並区 8028.31万円
11.中野区 7912.62万円
12.大田区 7909.2万円
13〜18 三鷹市、練馬区、台東区、江東区、小金井市、北区 6000万円台
19〜29 国立市、板橋区、中央区、狛江市、調布市、江戸川区、荒川区、墨田区、府中市、西東京市、稲城市 5000万円台
30〜39 国分寺市、足立区、小平市、葛飾区、立川市、東久留米市、多摩市、日野市、町田市、清瀬市 4000万円台
40〜47 昭島市、東村山市、羽村市、八王子市、武蔵村山市、あきる野市 3000万円台
48〜49 西多摩郡瑞穂町、青梅市 2000万円台

一口に東京都といっても最低価格帯の青梅市と最高価格帯の港区では1億6000万円程度も開きがあります。東京の中心エリアでありつつ住宅地のイメージがある武蔵野市や世田谷区、杉並区なども価格上位となっており人気が伺えます。一方、23区でも足立区や葛飾区のように4000万円台で購入できるエリアもあり、予算に合わせてかなり幅広い選択が可能です。

物件の探し方

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物件を探すにあたっては予算にあっているかが重要ですが、その他にも職場までの交通の便や往復時間、日常の買い物等の利便性、お子様がいる場合は教育環境や治安など気になることがたくさんあるはずです。まずは優先順位を決めましょう。

その上で具体的に物件を探し始めるわけですが、どのような方法があるのでしょうか。

不動産ポータルサイトで検索

まず、一番手軽なのがインターネット上に存在するSUUMOやat homeなどのさまざまな物件探しポータルサイトで、条件にあった物件を検索して比較する方法です。この方法を使えば、そもそもどんな物件があるのか知り、希望の物件は大体いくらくらいで販売されているのか相場のイメージを掴むことができます。また、非常にたくさんの物件が出ているため選択肢が多いのもメリットです。

気に入った物件があればポータルサイト経由で物件を販売している不動産会社に問い合わせをし、購入に向けて具体的に検討をすることになります。

実際にはポータルサイト上で物件購入が完結するわけではありませんが、最近では不動産会社とのオンライン打ち合わせ、物件のバーチャル内見、IT重説などを使用し、一回も買主が現地に行かずに物件の購入まで完結するケースも出てきています。

各エリアの地場の不動産会社に相談

ポータルサイトを活用するのは非常に便利ですが、実はポータルサイトには出てこない物件もあります。ポータルサイトに掲載するのには掲載料が発生するのに加え、問い合わせ数を抑えたいなどさまざまな事情であまりオープンに物件を公開しないケースがあります。

こういった物件を知るには購入したいエリアの不動産会社を訪れて相談するしかありません。まずはインターネット等で希望エリアの最寄駅にある不動産会社を検索しましょう。例えば「東北沢 不動産会社」で検索をする等を行い、電話もしくはインターネット経由で一旦問い合わせてから段取る流れです。

思いもよらない物件がある可能性もあるので、試してみる価値はあります。

各エリアの地場のハウスメーカーに相談

さらに各エリアには地場のハウスメーカーが存在し、それぞれに特徴のある建売住宅や注文住宅を手がけています。彼らを訪れて相談してみるという方法もおすすめです。

メリットとしては、地場の業者としてそのエリアの土地柄や地勢、気候的な傾向をよく知っているということが挙げられます。地元に長年根付いていないと知り得ない情報をたくさん持っているので、問題のある土地を知らずに掴んでしまうリスクが軽減されます。

また、注文住宅を建てたくてハウスメーカーを検討する場合、全国展開しているような大手のハウスメーカーよりも地場のハウスメーカーは費用がかなり抑えられます。目安としては2〜4割程度は抑えられる上に、親身になって希望を実現してくれるケースが多いです。大手の場合は担当する社員の経験が浅かったり会社の決まりで柔軟な対応ができない等で思ったより理想に近づけられなかったという話はよく聞きます。地場のハウスメーカーの場合は社員の現場経験が豊富なケースも多く小回りが効く場合が多いため、安心感があるのもメリットです。

自分で気になるエリアを歩いてみて探す

住宅を調べるのはインターネットや不動産会社経由で可能かもしれませんが、実際に住む土地がどんなところかは行ってみないとわからないことが多いです。もちろんネット上で土地の雰囲気や周辺施設などは調べられますが、歩いてみて初めてわかることはたくさんあります。

例えば、思ったより坂が多かった、閑静な住宅街だと思っていたが騒音がある、日当たりが悪い、周辺住民のガラが悪い、交通量が多い、街灯が少ない、管理されていない緑地や林があり虫がでそうなど。訪れる時間帯によっても土地の表情は変わるので、理想は4、5回時間を変えて気になっている土地を歩いてみるのがいいでしょう。

すでに物件にある程度目星をつけている場合、「物件に行く際は不動産会社が毎回車で送迎に来てくれるから歩いたことがない」という方もいるかもしれません。この場合でも不動産会社に伝えずに自分の足で歩き回ってみた方がいいでしょう。理由としては、不動産会社の営業マンは確実に買ってもらうために、減点要素を極力見せないようにしているからです。例えばアポを入れる日は天気の良い日、日照のイメージが悪くなりそうな時間は避ける。道路の交通量の多い時間帯のアポは避け、多少遠回りになっても周辺環境の印象が良さそうな道を通って送迎する。このような細かい計算をして彼らは営業成績を上げています。

特に建売住宅を早く売ることをミッションにしている不動産会社の場合は、営業担当者の手玉に取られないように気をつけましょう。

基本は自分の感覚と体験を信じて物件を探すべし

基本は自分の感覚と体験を信じて物件を探すべし
インターネットで簡単に物件を比較検討できる時代になりましたが、最終的には自分が目で見て感じて歩き回って得た情報が一番信用できます。地場のハウスメーカーや不動産会社などでしか手に入らない情報や物件もあるので、できるだけたくさんの情報をさまざまな角度から集めるのが大切です。

健ハウジングは世田谷区の地場のハウスメーカーとして、注文住宅、建売住宅、リノベーション住宅など幅広く手がけております。23区内で住宅を検討されている方は是非お問合せください。

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