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物件探しで口コミを見た方がいい5つの理由

物件探しでどこの不動産会社、ハウスメーカーに頼んだらいいか判断する材料の一つが口コミです。ユーザーのリアルな声を聞けるというのはメリットと感じる方は多いはずですが、では具体的に口コミからどんなことを知ることができるのでしょうか。今回は物件探しで口コミを見た方がいい5つの理由をご紹介します。

口コミでわかること

口コミでわかること
顧客目線で書かれた口コミを見ることで、その不動産会社のリアルな評価を知ることができます。不動産会社目線で発信される情報よりも、実際に住んだ人がどう感じるかを知ることで家選びのミスマッチを防ぐことにつながるので、ぜひ参考にしましょう。口コミからわかるのは主に下記の5点です。

①不動産会社の物件が自分達の好みに合っているか

建売住宅を中心に売っている不動産会社であれば、基本的には決まったテンプレートに沿ってしか建てられないのであまり物件の内容に差は出ないかもしれません。しかし、注文住宅を売っている不動産会社は、会社によって物件の内容が大きく異なります。

ファミリー物件が得意なところ、平屋が得意なところ、サーファーハウスが得意なところ、都会的なデザインが得意なところ、木造リノベーションが得意なところなど。また、同じファミリー向け物件とはいっても、完全に子供を中心の生活に寄せた物件が多いところもあれば、子供がいてもファミリーファミリーした感じになりすぎないシックな物件が多いところもあります。

これは不動産会社による自社の物件紹介からもある程度はわかりますが、細かいニュアンスはやはりユーザーの声を見ないとわからない部分があります。どんなユーザーが利用しているのかを知ることで、「こういうライフスタイルの人たちが住んでいるなら大丈夫だ」「一見良さそうな物件かと思ったけど、暮らしの方向性がちょっと違うかも」という微妙な部分を判断できるはずです。

②設計の自由度はどうか

注文住宅イコール自分の好きなように住宅を建てられると思っている方が多いかもしれませんが、実際には不動産会社によって応えられる要望の幅にはかなり差があります。

一言に注文住宅といっても、もともと用意されている既製品の材料や設備の中から自由に選んで組み合わせられるレベルのものから、完全オリジナルでゼロから素材を作って家を設計するレベルのものまであります。

既製品を組み合わせて作るタイプの注文住宅だと、「好みに100%合っているとは言い難いし、あれはできないこれもできないというのが多すぎる」というストレスが溜まるかもしれません。逆に完全オリジナルだと「建築の素人としてはあまりに考えることが多すぎるし、選択肢が多すぎて決められない。これならある程度絞ったものから選ぶ方が良かった」という可能性もあります。

すでに世の中にある住宅を参考に、自分が良いと思う住宅がどの程度の自由度で建てられたものなのかをある程度調べた上で、ユーザーの口コミも参考にすると良いでしょう。口コミが「非常に時間や労力はかかったが理想の住宅を突き詰められた」のか、「限られた時間の中で割り切りはありつつ満足できる住宅になった」のか、である程度の傾向はわかるはずです。

③不動産会社のスタッフの対応はどうか

住宅を建てる上で重要なのが、不動産会社のスタッフとしっかりコミュニケーションが取れるかです。特に注文住宅を建てるとなると、営業担当者に自分の要望が確実に伝わるか、そしてそれに対して正確な回答や対応をしてもらえるかは見極めなければなりません。初期のコミュニケーションにおいてコミュニケーションに難があると怖くて任せられないと感じる方は多いのではないでしょうか。

もちろん、一度見積もり依頼や問い合わせをしてみて判断をしてみてもいいですが、口コミからもある程度の傾向はわかります。「業務的でドライな対応」「丁寧に細かいところまで対応してくれる」「レスは早いが提案内容がテンプレート的」「レスは遅いが提案内容はいい」など、人によって気になる面は違うはずなので、口コミからある程度自分に合いそうなところの目星をつけるのもありです。

また、営業担当者以外に、デザイナー、設計士、施工をする現場の職人など、家を建てるにあたってはさまざまな登場人物がいます。口コミから各担当者の対応がいいかどうかわかることがあるので目を通しておきましょう。「不動産会社の担当は良い人だったけど...」というケースはあり、特に小規模のハウスメーカーだと口コミに書かれているのと同じ担当者が登場する可能性があるので、心構えをしておくことにも繋がります。

④家を建てた後だからこそわかることを知れる

家を建てるにあたっての不安は、建てた家で理想の生活ができるかどうか、言い換えれば「こんなはずじゃなかった」となりたくないという気持ちともいえます。例えば「子供の声が外に全く漏れなくて満足している」「大きく取った窓から西日が思ったより部屋に入ってくるのでカーテンを変えた」「壁紙に飽きてきたので、簡単に変えられるタイプにしておいて良かった」など、ある程度の期間住まないとわからないことは多いです。

実際にその不動産会社で家を建てた人が暮らしながらどんなことを感じているかを知ることで、不動産会社選びはもちろん、施工をお願いするにあたってどんなふうに要望を伝えればいいかを学ぶことができます。家づくりにおいて満足していること、いまいちだったと思っていることを、経験者の口コミから読み解いておきましょう。

⑤さまざまな人の家購入に至る背景が参考になる

一言にファミリー向け、高齢者向け、DINKs向け、二世帯住宅向けなどといっても、それを購入する人たちのバックグラウンドはさまざまです。バックグラウンドが違うと当然大枠同じカテゴリーでもニーズが異なるので、「この不動産会社は私たちの暮らしのニーズや大切にしている思いに共感してくれるのだろうか」を見極めるのは大事です。

例えばファミリー向けにしても、小さな子供たち向けに安全に配慮したデザインを徹底するのか、子供に配慮しつつも大人のデザイン性を大事にするのか。解放感あるデザインといっても、従来型の間取りにこだわらずスペースを広めに取るのか、従来型の格式は保持した上で何とかするのかなど、アプローチは異なります。アプローチが異なるのはライフスタイルや考え方が異なるからです。だから、口コミで「不動産会社に依頼している人たちが、私達とライフスタイルが近いかどうか」という探し方をするのも良いでしょう。

家選びはまず口コミのチェックから

家選びはまず口コミのチェックから
今回紹介したように、口コミはユーザー目線での満足度の重要な指標になりますし、さまざまな示唆を与えてくれます。ただ、もちろん口コミが全てではありません。価格や建設する住宅の品質とのバランスもありますし、不動産会社が何を自社の売りとしているかでも口コミの傾向は異なります。

例えば費用を下げる代わりに極力コミュニケーションの回数を減らし、業務的なマニュアル対応を徹底しているところだと、当然担当者の対応に関する評価は低くなるでしょう。しかし、これは必ずしも完成した家自体の評価と直結しない場合もあります。逆にカスタマイズを柔軟にでき担当者が細かく対応してくれるところだと、対応に関する満足度は高くなるかもしれませんが費用面は割高と感じるかもしれません。

そのため、口コミのみを信用することもなく、バランスよくさまざまな側面から不動産会社を評価することが必要になります。

健ハウジングではお客様の口コミを実際の物件の写真とともに掲載しています。当社で大切しているのはお客様を第一に考えて理想の注文住宅を作るために伴走していくという姿勢です。是非、口コミをご覧いただきお問合せいただければと思います。

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