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城西地区のエリア別特徴と地価紹介。物件を購入するならどこ?

新宿区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区
城西地区の物件を購入しようと考えている方にとって、どのような基準でエリアを選ぶべきか。今回は、各エリアの特徴と地価を照らし合わせて居住用物件を購入するのに向いている地域、エリアの特徴を探っていきます。

城西地区の特徴

城西地区の特徴
城西地区は皇居から見た西側に広がっているエリアです。具体的には新宿区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区が分類され、日本最大級の繁華街がある新宿区と渋谷区を含みながら、都心に通いやすい立地にあるベッドタウンも含むという多様性があります。都市生活の利便性と落ち着いた生活環境がバランスよく手に入るのが城西地区全体の特徴です。

新宿区の特徴

新宿区の特徴
2023年11月27日現在、新宿区の平均地価は376万6463円/m2です。これは全国1736市町村中、5位の高さとなっています。

この地価を引き上げているのは新宿の新都心エリア。都庁のある新宿駅西口一体は特に高い地下のエリアが集中しています。新宿西口駅2130万0000円/m2、都庁前駅1068万3333円/m2など。1971年に京王プラザホテルが開業して以来、都庁をはじめ、高層のビジネスビルが林立し、城西地区のみならず日本でも最高クラスの地価を維持し続けています。新宿駅東口方面だと新宿三丁目駅や新宿駅周辺の繁華街・商業エリアも地価が高騰しているエリアです。新宿三丁目駅1357万5384円/m2、新宿駅1158万8800円/m2となっています。

ただし、居住用の物件を購入するとなると上記のエリアは現実的ではありません。新宿区で物件購入を検討しやすいエリアとなると、西武新宿線沿いもしくは地下鉄東西線や丸の内線、副都心線沿いの都心から数駅離れたエリアです。離れているとはいえ新宿駅まで10-20分程度の乗車で到着するので便が良いことは間違いありません。

具体的には中井駅67万9333円/m2、落合南長崎駅68万0500円/m2、落合駅81万1500円/m2、下落合駅94万0000円/m2など。これでも都内の平均よりはかなり高いですが、新宿区の中では安くなりますし、城西地区全体を見ても意外にそこまで突出して高くはありません。お手頃な物件購入を狙うならまずはこのあたりをあたってみるのが良いでしょう。

世田谷区の特徴

世田谷区の特徴
2023年11月27日現在、世田谷区の平均地価は76万8344円/m2です。これは全国1736市町村中、16位の高さとなっています。

世田谷区には新宿渋谷レベルのビジネス街や繁華街がありません。名前をよく耳にする自由が丘(207万0714円/m2)、下北沢(159万7200円/m2)、三軒茶屋駅(124万7777円/m2)、二子玉川駅(95万9800円/m2)などは確かに高額ですが、新宿区の中心部と比べると桁が違いますし、駅からちょっと離れるとすぐ住宅街になるのも特徴です。

世田谷区全体のボリュームゾーンとしては平均地下にもなっている70万円台。桜新町駅79万6083円/m2、明大前駅75万9000円/m2、田園調布駅75万3625円/m2、など、よく耳にする地名が並びます。

さらに世田谷区といえども非常に地価の安いエリアもあり、和泉多摩川駅(33万3600円/m2)、喜多見駅(37万1181円/m2)、仙川駅(41万4750円/m2)も目を引きます。このエリアは東京市部との境界エリアであり、23区内や都心、城西地区というイメージとはもはやだいぶ違いますが、れっきとした世田谷区です。ここまでくると都心部まで30-40分程度かかるため思案のしどころですが、それでも子育て支援の充実を謳っている世田谷区の行政サービスを利用できるのは魅力に感じる方はいるのではないでしょうか。

渋谷区の特徴

渋谷区の特徴
2023年11月27日現在、渋谷区の平均地価は424万6000円/m2です。これは全国1736市町村中、4位の高さとなっています。

渋谷区で最も高いエリアは原宿駅(1423万2000円/m2)、明治神宮前駅(1069万5714円/m2)の明治神宮や原宿駅周辺の高級商業エリアとなっており、これに渋谷駅(806万7692円/m2)、表参道駅(522万7500円/m2)が続きます。渋谷区の特徴はこうした上位の商業エリアであってもタワマンや裏通りの超高級住宅街などに、富裕層が居住していること。これは渋谷区全体にいえることで、全エリアにある程度人が居住しており、全てのエリアが全国の基準からすれば高級住宅街といっても過言ではありません。渋谷の物件を購入できるのは一握りの方となり、城西地区の中でも最もハードルが高いエリアでしょう。

最も安いのは笹塚駅(76万9750円/m2)ですが、こちらも一般的な基準といえば高級と言って差し支えない価格です。駒場東大前駅(105万7400円/m2)、幡ヶ谷駅(120万7500円/m2)、初台駅(123万7333円/m2)も渋谷区の中では安い方。新宿区と比べても最低ラインの価格が高く、渋谷区で物件を購入できるイコール富裕層としてのステータスになるはずです。

中野区の特徴

中野区の特徴
2023年11月27日現在、中野区の平均地価は111万7500円/m2です。これは全国1736市町村中、11位の高さとなっています。世田谷区より順位が高いのは意外かもしれませんが、これは世田谷区のエリアの広さも大きく影響しています。中野区は新宿区の隣という好立地ながら、郊外の雰囲気が色濃いベッドタウンとして人気があります。

最も地価が高いのは中野駅(165万1000円/m2)、新中野駅(103万6600円/m2)、東中野駅(98万7111円/m2)、中野坂上駅96万2200円/m2など、JR中央・総武線や東京メトロ丸の内線の駅近エリアです。このエリアが中野区の中で地価を押し上げていますが、全体のボリュームゾーンは50〜80万円台と幅があります。若者向けの賃貸物件が多い中野駅周辺、学生の多く住まう野方駅(65万2250円/m2)、完全にローカルな鷺ノ宮駅(57万1857円/m2)、下井草駅(49万8166円/m2)など多様ですが、若者もファミリーもターゲットになる懐の深さが魅力と言えます。私立の高校大学も多いため、良い教育環境を与えたい親にとっては選択肢となりやすいエリアです。

杉並区の特徴

杉並区の特徴
2023年11月27日現在、杉並区の平均地価は78万1256円/m2です。これは全国1736市町村中、14位の高さとなっています。

荻窪駅(91万7588円/m2)、阿佐ケ谷駅(89万7500円/m2)、高円寺駅(83万4562円/m2)など若者や都心で働くビジネスパーソンに人気のエリアが上位に並びます。駅前の繁華街がそれぞれ個性的でよく話題にも上がりますし、日常生活の利便性も非常に高く新宿まで電車で10-15分程度というのは城西地区でも屈指の立地です。

地価のボリュームゾーンは50〜60万円台。西荻窪駅(68万6250円/m2)、新高円寺駅(62万0000円/m2)、久我山駅(56万2600円/m2)、井荻駅(51万2000円/m2)など、JRや地下鉄各線の主要駅から少し外れるものの、都内の中では十分高い利便性があります。中野区と同じく杉並区も私立の高校大学が多く、教育環境が充実しているためファミリー層に人気です。

練馬区の特徴

練馬区の特徴
2023年11月27日現在、練馬区の平均地価は48万5040円/m2です。これは全国1736市町村中、28位の高さとなっています。城西地区でもっともリーズナブル物件を購入できるのが練馬区です。

特徴としてはJRの路線が通っていないこと。しかし、私鉄や地下鉄各線の乗り入れがあり、新宿や池袋、渋谷には1本で行くことができ、実際のところは利便性は良いといって問題ないでしょう。最も地価が高いのは練馬駅72万0692円/m2、桜台駅71万3666円/m2となっており、都心の主要駅に一本で行ける駅近が人気なのがわかります。

城西地区の他の区と比べると安価な練馬区のボリュームゾーンは40〜50万円。江古田駅(63万9400円/m2)、小竹向原駅(52万8500円/m2)、平和台駅(48万8909円/m2)、上石神井駅(44万8000円/m2)など。練馬区外出身の人には聞きなれない地名が多いですが、いずれも都心に一本でいけます。また、埼玉県の県境には大泉学園駅(37万5166円/m2)のような非常に安価で治安の良い郊外もあり人気です。

城西地区の物件を購入するなら健ハウジングへ

城西地区の物件を購入するなら健ハウジングへ
城西地区はどんなライフスタイルでも合う物件が見つかりやすいエリアです。仕事でもプライベートでも都心らしい暮らしをしたいなら新宿区や渋谷区、子供の教育環境にこだわりつつ利便性も実現したいなら中野区や杉並区、都心に通うのに便の良い郊外でコストを抑えて住みたいなら練馬区といった棲み分けが可能です。

健ハウジングでは城西地区で多数の物件を販売しています。ライフスタイルや予算に合わせて最適な物件をご提案いたしますので、まずはMy住まいから当社の物件をご覧ください。

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