日本不動産学会(にほんふどうさんがっかい)
不動産をめぐる諸問題や不動産等の事業活動が、社会における比重を大きく高めてきたことなどで、不動産学の確立を提唱する声が強くなり、その一環として昭和59年11月、日本不動産学会が発足した。同学会は、学者、研究者、公務員、業界人、学生、法人等の約1,300人(平成11年3月現在)の会員をもち、各種の関連研究を進め、春秋2回の総会でシンポジウムや研究発表会を開催するなどの活動を展開している。また、この学会の設立と前後して、一部の大学に、不動産学に接近するコースが設けられるなど、不動産学の振興がみられる。