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物件紹介の動画を見て不動産会社での物件探しを効率的に

物件を購入する前には内見でじっくり吟味して納得した上で決めたいはず。しかし、できるだけ全ての物件に足を運ぶのには限界がありますし、コロナ禍で外出も控えたいところです。そこでおすすめなのは不動産会社のホームページ等で動画を見て条件に合った物件を探す方法。動画で物件を見ておくことで、どのようなメリットがあるのかご紹介します。

物件を動画でチェックするメリット

物件を動画でチェックするメリット
物件で動画をチェックするメリットには物件のことをよく知れる側面と、物件探しを効率化できるという側面があります。物件の動画を見る際には以下のメリットを念頭に入れて確認すると良いでしょう。

物件の間取りのイメージができる

動画であれば静止画と違って家の中を移動した時の導線がわかるため、間取りを理解することができます。静止画だと部屋それぞれの風景しかわかりませんが、動画であれば部屋や空間のつながりがわかるため、より生活した場合のイメージが湧きやすいはずです。

静止画だと撮影の仕方によっては実際よりも非常に広く見せる、撮影後に編集することで実際よりも明るく美しく見せることが可能ですが、動画の場合はそれが難しいためリアルな間取りがわかります。

収納のイメージができる

間取り図や静止画だと、どこにどういう形の収納がついていてどれくらい入りそうなのかはよくわかりません。動画であれば一目でわかります。

収納があまり使い勝手が良くなかったり少ない物件だと、結局収納家具を配置しなければならないため実際に使える部屋の広さは狭くなります。物件の間取りと合わせて収納も動画内で確認するようにしましょう。

キッチンや浴室のイメージができる

普段から料理をする方の場合、キッチンの使い勝手はとても重要です。シンクの大きさ、システムキッチンの感じ、キッチン内の導線など動画でならある程度イメージができます。

また浴室も動画で確認しておきたい場所です。ほとんどの場合、入居後にすでに用意されている浴室をそのまま使用することになるので、初期状態を把握していることはとても重要です。高齢の家族がいる場合は負担なく使用できる作りか、手すりは設置されているかなども見ておきましょう。

立体的なので広さのイメージができる

動画は静止画と違い立体的なので、高さがイメージできます。天井や照明のバランスなどは静止画だとよくわかりませんが、動画を見れば画面内の物体と天井の比較をしやすいので開放感があるのか等を掴みやすいです。

日当たり環境や周辺の建物との距離感が分かる

静止画も動画もできるだけいい条件の日に撮影することには変わりません。暗い雨の日の家よりも明るい晴れた日の物件の方が印象がよく見え売りやすいからです。

しかし、日当たり環境は天気がいい日の撮影であればむしろよくわかります。また周囲の家との距離感は、どんな状況でも変わりません。動画で外観を撮影してあれば周囲にどんな雰囲気の家が立っているか、遮っていないかなど確認可能です。

雰囲気がわかる

このように動画であれば臨場感を持って物件について確認できますし、人の目に近い形で全体を眺められるので雰囲気を掴むことができます。なんとなくいい、なんとなく気に入らないというのは住まいを選ぶ上でとても重要です。

物件に実際に内見に行く前に候補を絞れる

動画で物件をあらかじめ見ておくことで、実際に内見する候補を絞ることができます。動画がない時代は部屋数やエリアの条件に合う物件を手当たり次第に見て回るの物件選びの方法でした。写真や見取り図はありましたが、実際行ってみると思っていたのと違うというケースも珍しくありません。

動画を見ても実際に内見したらちょっと違ったということはあるでしょう。しかし、全くイメージしていたのと異なる物件で無駄足になることは防げるはずです。マッチング度の高い物件だけを選んで足を運べるので、時間や労力の節約になります。

動画を用意している=しっかりした不動産会社

動画を用意してあることで、抱えている物件をお客様にしっかり選んでもらうと言う姿勢がある不動産会社と捉えることができます。またわかりやすい動画を撮影するためには、一定のグレードの撮影機材を揃えたり、編集に労力を割く必要があります。もしくは、動画の撮影編集を専門の業者にお金をかけて外注していることも珍しくありません。

お客様に物件の魅力を伝えるための動画にお金をかけられる不動産会社ということになりますので、安心して売買の相談をすることが可能です。

不動産会社との打ち合わせで具体的な要望を出せる

実際に動画を見て購入しようと思った物件がなくても、動画があれば相談の際に叩き台になります。方向性的にマッチングが高そうな会社が自社物件の動画を用意してあれば「エントランスはこの物件の雰囲気で、システムキッチンはこの物件で」というように具体的なオーダーがしやすいはずです。

動画の物件を建設したハウスメーカーであれば、別の住宅の様々な要素を組み合わせて新しい家を作ることは当然可能です。具体的に要望を出せることで最低限の打ち合わせ回数でミスマッチを防ぐことができます。

動画と内見を組み合わせて良い物件を見つけよう

動画と内見を組み合わせて良い物件を見つけよう
ハウスメーカー のモデルハウスのイメージ動画はよく目にしますが、現実に入居する物件では全てがイメージ動画通りになっているとは限りません。土地の形状や広さによって使用は微妙に変わりますし、周囲の環境との兼ね合いでモデルハウスほど魅力的な作りにならないこともあります。

誰かに販売する前提の物件の動画であれば、内見前に理想と現実の折り合いをある程度つけることが可能です。内見にいってからがっかりするのと、内見に行く前に長所短所を理解した上でいくのでは物件購入に関する意思決定のスピードが変わります。購入自体も早くなるかもしれませんし、入居しない決定も早くなるため、結果的に多くの候補から要望にあった物件に巡り合う可能性が早くなります。

ぜひ動画と内見を組み合わせて良い物件を見つけましょう。

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