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空き巣はどこからどうやって入ってくる?セコムホームセキュリティの機能は?

空き巣等の侵入者はどうやって対象の家の目星をつけどこから侵入するのでしょうか。今回は住宅侵入被害の現状とセコムホームセキュリティをはじめとする侵入対策について紹介します。

住宅侵入窃盗は年々減少中

不動産会社との契約編
実は住宅侵入窃盗被害は年々減少の一途を辿っています。警察庁の調査によると2020年の住宅侵入窃盗の認知件数は約21000件、検挙件数は約15000件です。検挙率は71.6%に上っており、犯罪者にとっては逮捕されるリスクが非常に高い犯罪となっています。
しかし、わずか5年前の2015年の住宅侵入窃盗の認知件数は約46000件、検挙件数は約25000件です。検挙率は55.0%となっており、逮捕されるリスクもそれほど高くありませんでした。そのため試みる犯罪者が多く件数も非常に多かったと考えられます。
住宅侵入窃盗の減少にはITの発展によるホームセキュリティ機能の大幅な向上が一役買っています。侵入したことがすぐに検知される、侵入するのに時間がかかる、侵入しても捕まるということが犯罪者に認知されることで、抑止力にもなっています。

犯罪者の侵入方法

契約の際に発生するお金の種類
犯罪者はどこからどうやって侵入するのでしょうか。見つかりにくい場所、方法が狙われていることがわかりました。

無締りとガラス破りが常套手段

犯罪者による一戸建て住宅侵入手段の48.9%が鍵のかけ忘れ等による無締りです。共同住宅においてもやはり45%以上となっており、無締りは狙われています。そもそも鍵がかってっていないことでセキュリティシステムが作動しない、侵入されても気付かない、時間がかからず侵入できる、破壊等の痕跡が残られないため侵入後窃盗されても気づかれないなど、無締りは犯罪者にとって低リスクです。
無締り以外だとガラス破りが一戸建て住宅で34.8%、3回建て以下の共同住宅で28.3%となっており、侵入しやすい経路であることがわかります。鍵がかかっていたとしても破壊することが容易く防犯が弱い箇所です。一方ドアの鍵のピッキングやサムターン回しはそれぞれ1%を切っており、侵入方法として広く認知されたことにより、防犯性能が高くなり侵入が非常に難しくなった現状を表しています。

侵入に5分以上かかる家は狙われにくい

侵入に時間がかかればかかるほど、犯罪者は諦めることがわかっています。侵入に時間がかかると周囲や家の中から発見されるリスクが犯罪者にとって上昇するからです。2分を超えた5分以内で侵入を断念する犯罪者は51.4%となっており、侵入に5分以上かかれば被害に遭う可能性は非常に低くなると捉えられます。

人目が無い時間に注意

侵入の時間帯で最も多いのが0時から朝6時までの深夜早朝です。これは周囲の目が少なく発見リスクが少ないことが理由でしょう。日中から深夜0時までは時間帯別にそれほど大きな差はありませんが12〜14時はやや多くなっています。住宅街だと出かけている人が多く周囲の人目が減る時間です。

空き巣を防ぐためにどこを防犯強化するか

トラブルになりやすい物件
空き巣などの侵入者を防ぐために、自宅のどこをどのように強化すれば良いのでしょうか。侵入する家の候補からそもそも外される防犯対策が最も有効です。

無締り防止

ドアの閉め忘れ、窓の開けっ放しを防ぐために有効なのがセンサーの導入です。鍵をかけていない状態だとアラームが鳴り、施錠を促します。
また、扉を閉めると自動で施錠をするタイプの鍵の導入も有効です。近年では自動で施錠する電子錠も増えており、帰宅時の内側から鍵のかけ忘れや外出時のかけ忘れがなくなります。

ガラス破りの侵入防止

ドアの閉め忘れ、窓の開けっ放しを防ぐために有効なのがセンサーの導入です。鍵をかけていない状態だとアラームが鳴り、施錠を促します。
また、扉を閉めると自動で施錠をするタイプの鍵の導入も有効です。近年では自動で施錠する電子錠も増えており、帰宅時の内側から鍵のかけ忘れや外出時のかけ忘れがなくなります。

侵入が難しいと思わせる

防犯対策の設備を整えている家は、侵入に時間がかかる上に見つかるリスクも高いため、犯罪者に敬遠されます。警備会社のステッカーが貼ってあったり防犯カメラが回っている。窓ガラスが明らかに防犯ガラス、周囲から隠れる死角が少ないなどは狙われにくいです。
また、実際侵入に取りかかったら手がかかる仕様だったとわかれば撤退します。例えばドアや窓に複数の鍵をつけるのが有効です。一つ一つが高機能の鍵でなかったとしても鍵が複数あるのは倍の時間がかかるということですから、犯罪者にとっては前述した5分のリミットを超える可能性が高くなります。

セコムのホームセキュリティ導入のメリット

トラブルになりやすい物件
セコムのホームセキュリティは、犯罪者の侵入による被害を防ぐ高精度のテクノロジーを備えています。予防だけでなく侵入が万が一発生した時の対応も迅速です。

異常を検知するセンサーが充実

防犯センサー6個、空間センサー2個が基本のセットです。侵入経路に狙われるリスクの高い場所に防犯センサーを設置し、不審な動きを検知すると発動します。特に侵入が多い窓を重点的にカバーします。
また、万が一侵入があった際も、家の中の空間センサーにより不審者を探知します。夜間に寝静まった家の中で犯罪者が行動するのにも対応可能です。

迅速な駆けつけ対応

センサーが作動した場合、全国2700箇所の拠点からセコムの警備員が駆けつけます。どこの拠点があるかは防犯上公開されていませんが、利用者の感想は「とにかく早い」というものが多いです。

被害時の補償あり

ホームセキュリティを契約しているにもかかわらず、万が一被害に遭ってしまった場合には補償が適用されます。現金・貴金属・美術品などの場合50万円、家財で最大200万円が盗難保険から補償されるので安心です。また、建物の破壊があった場合には修復費用見舞金として最大100万円まで補償されます。

安心のカスタム機能

オプションとして録画機能つきの液晶モニター、タブレット等を利用しての遠隔での監視機能、センサー付きの防犯窓ガラスなど、安心できる機能が多数あります。犯罪の予防、侵入の失敗誘発に加え、被害時の犯罪者の特定や被害状況の分析にも役立ちます。

セコムホームセキュリティを導入し安心安全な家を実現

わからない不動産用語が出たらすぐ調べましょう
ドアや窓周りの施錠対策などで侵入をかなり抑止することが可能です。さらにセコムホームセキュリティによる徹底した監視体制があれば、万が一の時も安心安全を実現できます。空き巣等の侵入者の予防をするならセコムホームセキュリティを導入しましょう。

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