住宅金融専門会社(じゅうたくきんゆうせんもんがいしゃ)
"住宅金融専門会社は、政令により大蔵大臣直轄の指定を受けている貸金業者。バブル経済期、銀行等が融資の総量規制により、不動産業務向け融資の抑制を余儀なくされたため、これに代わって不動産業務向け融資を増大させた。しかし、バブル経済の崩壊後、各社とも大量の不良債権を抱えることとなった。その結果、農林中央金庫・信農連系1社(協同住宅ローン)を除く7社については、経営が破綻した。このため、7社の債権である約13兆2,000億円のうち、地価下落により回収が不能となった一次損失分約6兆4,000億円を除く約6兆8,000億円については、住宅金融債権管理機構に引き継がれ、回収が図られることとなった。〔⇒住宅金融債権管理機構〕"