免震地盤工法

免震地盤工法について

免震地盤工法

浮き基礎工法のメリットを最大限に生かし進化させた「コロンブス」。
優れた耐震性能と建設コスト削減を実現しました。

優れた耐震性能

振動遮断、例えば交通振動・工場等の機械からの振動を遮断する方法として、バネを利用する方法があります。
「コロンブス」は特殊な発砲樹脂を建物の重量を利用し、バネ状とします。免震軽量地盤は、効果的にバネが働くように、建物・基礎・地盤の情報によって設計いたします。「コロンブス」は地震に対しても、基礎の保護・揺れをゆっくり、小さくする事に効果を発揮します。建物基礎は表層地盤から「コロンブス免震地盤」によって、電気製品が梱包されている様に保護されています。表層地盤から建物に伝わる外力、例えば地震動・交通振動・地盤変形・土壌汚染からコロンブスが守る事になります。この工法は、特殊な機械も、装置も必要としないため施工が簡略化され、他工法に比べ、建築費用が安いというメリットがあります。


コロンブスの振動対策フロー

コロンブスの振動対策フロー

性能測定

性能測定には、地震計による測定方法と振動レベル計による測定方法があります。地震計による測定方法は、大地震及び交通振動に対する建物の性能を確認します。振動レベル計による測定は、振動規制法に定められた、身体に感じる振動規準と測定方法により性能を確認します。戸建住宅の場合、振動レベル計による測定方法が多く使われています。

測定方法 解析項目
地震計測定 地震波形記録 加速度値・加速度応答スペクトル・フーリエスペクトル・スペクトル比
振動レベル計測定 振動波形記録 レベル時刻表示波形・累積度数曲線と度数分析

振動レベル計測値比較(戸建木造住宅の場合の予想値

振動レベル計測値
  在来基礎 コロンブス基礎の性能レベル
レベル△4dB レベル△6dB レベル△9dB
3F床 76dB 震度3強 68dB 震度3 66dB 震度2強 63dB 震度2
2F床 76dB 震度3強 66dB 震度2強 64dB 震度2 61dB 震度2弱
1F床 73dB 震度3 66dB 震度2強 64dB 震度2 61dB 震度2弱

免震性能実験

モデル建物を用いた実験でコロンブスの確かな免震性能が実証されました。

免震性能実験

交通振動計測値

交通振動計測値

(財)ベターリビングによる実験結果

ベターリングによる実験結果1

共振周波数以外の応答成分を低減する効果を示している。
継続性のある交通振動に対しても在来基礎工法に対して応答レベルを低減している。
小規模の振動に対しても応答成分を低減する効果がある。

免震効果実験風景

 

ベターリングによる実験結果2

一軸振動台実験で模擬地震波による、振動に対するコロンブス基礎の安全性を確認しました。

不同沈下対策編 施工例

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