新築マンションに住むことのメリットを幾つか挙げてみましょう。まず、だいたいの新築マンションは、通勤や通学、お買い物などの日常生活に必要な導線上に便利な場所に建てられています。この立地条件が良いことは、たとえば生活費のコストダウンにもつながります。眺めや風通しなども、物件によってはついてくる魅力ですね。また、建物がおおむね頑丈であり、災害や耐火構造、耐震や免震などに強く造られており、生活安全上、被害を最小限にする努力がされています。現在新築される建物は、「新耐震基準」というものを満たした耐震性能を備えており、鉄筋コンクリート構造であるのも重要なポイントです。
セキュリティについてはいかがでしょうか。特に最近建造される新築マンションに多いのは、エントランスの入り口と、玄関ドアについてと、2箇所以上で鍵をつかうように防犯対策をされています。エレベーターホールやエントランス、駐車場に防犯カメラを設置しているマンションも少なくありません。もちろん、防災のための非常ベルや消火器の設置、非常階段、警備など、人を守るための設備はとても充実しています。また、マンションは構造上、断熱に優れていますので春夏秋冬、外気からの影響を受けにくく、省エネ効果によるコストダウンも期待できます。

新築マンションにしかない、魅力とメリットとは何でしょうか。たとえば、自由度の高さがあります。鍵ひとつで(場合によっては何本かあるケースもありますが)出掛けることのできる気軽さでありながら防犯や防災についての、セキュリティ対策がしっかりしていて、しかも耐震構造、耐火構造というのも魅力ですね。新築マンションにしか無い!とは言い切れないかもしれませんが、あくまで富裕層の超豪華一戸建てと比較するのではなく、一般的に比較が叶うレベルでの「ないもの」ですので、そこは察してお読みください。階数にもよりますが、眺望を望めるのも新築マンションならではのポイントです。マンションに住むと、普段でも気軽にゴミを出せたり、郵便物を不在中でも受け取ることのできる宅配ボックスなど、共用施設の充実も注目したいところです。
また、一戸建てには無い、建物の維持管理についてのコストもありますが、豪華なエントランスホールや植え込みなどのステイタスを、一戸建てほどの維持費をかけずに所有できるのは特典と言えるでしょう。新築のマンションならば、キッチン、バスルーム、トイレなど、水周りの住宅設備にも注目です。新築ならではのデザイン性や便利さ、手入れの手軽さなど、ハウスメンテナンスのしやすさも、新築マンションにしかないものです。