
新築一戸建ては「耐用年数」「住宅設備」「自由な生活」が最大の魅力。ゼロから考えて造りこめるので長く住むことができ、周りに気をつかわず希望する自由なライフスタイルを選ぶことができます。
「新築一戸建て」の場合は、マンションよりも慎重な判断が必要。誰もが求める「住んで快適な住まい」とは程遠い物件も中にはあります。
立地、広さ、価格の3点からだけで判断しては危険で、「快適」「安全」といった居住性の判断がマンション以上に必要です。同じエリアで価格は同等でも建物の仕様や設備といった建物グレードに差ができるケースは多いので、居住性を左右する建物のグレードはしっかりと確認して提案します。
新築一戸建て物件の場合は、売主が販売を仲介会社に依頼しているケースが多い。通常はどの不動産会社でも販売できる物件が多いため複数の会社が紹介しているケースがほとんど。
基本的に建物の性能や仕様や設備を確認するのは、実際の建物と設計図面とその他資料から。そうした情報をしっかりと集めて整理して納得できるかが決断のポイント。建物完成時の施工状況の確認(建物調査)も確認必須です。
どんなに土地の条件が良くても建物が良くなければ快適には住めません。また逆に建物が良くても土地の条件が悪ければ同じこと。どちらかがどちらかを補うというのは一戸建ての場合難しい考え方かもしれません。土地と建物のバランスが良いこと、住環境や広さやコスト面も含めてですが、新築一戸建てを選択する上では重要な要素の1つ。
新築一戸建てでも建売の場合などは設計図面を引き渡さないケースが多いですが、設計図面は必ず受領すること。住み始めてから当面の間は図面を開くことはないかもしれませんが、将来リフォームする時やメンテナンスをする時に新築時の図面が必要になってきます。今後は図面の有無で物件の価値に影響がでることもあるかもしれませんのでご注意を。
地盤の良し悪しで大きな地震の時のリスクも異なってきますし、地震だけではなく集中豪雨による浸水リスクも今後は充分に注意が必要です。地震の被害想定や大雨の際のハザードマップはほとんどの市区町村で整備されていますので事前に確認できます。新築一戸建てを選ぶときは、できれば地歴(過去の土地利用の経緯)も確認できるとより安心です。
土地と建物のバランスはしっかりと見極めて判断する必要があります。土地が高すぎて建物を安くしたり、建物を高級にしても土地の条件が悪かったりしては意味なし。
一戸建て物件の判断基準は「周辺の立地環境」と「建物の居住性」。この2つのバランスの良い物件がやはり望ましいです。当然、予算も重要ですが、予算と希望だけで物件探しをスタートするのではなく、予算と資金計画に合わせた「考え方の整理」からのスタートからお手伝いします。