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社員ブログ

2006年1月 9日

oga疲れた胃には七草粥です

こんにちは。おっしーです。
今日も天気がよくなりそうですね。
暑くもなく寒くもなく過ごしやすい日が続いていてうれしい気分になってしまいます。
今年は梅雨が短いことを祈ります(*^^*)

七草には「春の七草」と「秋の七草」があり、春の七草が薬膳として食べるもの、秋の七草は見て楽しむものと考えられていたそうです。
本来は七草と書いた場合は秋の七草を指し、正月のものは七種と書くそうですが、今では正月のものも七草と書かれます。
春の七草は、「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」で、この7種類の野菜を刻んで入れたお粥を7日の朝に食べると、1年中病気にかからず寿命も伸びると言われています。
それだけでなく、御節料理で疲れた胃を休め栄養素を補うという効果もあるのでありがたいですね。

中国ではこの日には7種類の野菜を入れた羹(あつもの)を食べて無病を祈る習慣がありました。
日本でも平安時代頃には1月15日頃に行われていて、お粥には米・粟・黍(きび)・稗(ひえ)・みの・胡麻・小豆の七種の穀物を入れていたそうです。
また、江戸時代頃には武家や庶民にも定着し、幕府では公式行事として将軍以下全ての武士が七草粥を食べる儀礼を行っていたというから驚き!!
古い歴史のあるお粥なんですね。

ちなみに秋の七草は、「はぎ、おばな、くず、なでしこ、おみなえし、ふじばかま、ききょう」です。
この内、くず、おみなえし、ふじばかま、ききょうなどの葉や根は食用や薬に利用されていたようです。

草花で心も体も癒す…昔の人は自然と上手に付き合っていたんですねぇ。
少し遅くなったけど、今からでもきっと間に合う!
ということで、今日は七草粥を食べることにします(^^)