
2006年11月14日
レコードのウンチク編
こんにちは。おっしーです。
今日も天気がよくなりそうですね。
暑くもなく寒くもなく過ごしやすい日が続いていてうれしい気分になってしまいます。
今年は梅雨が短いことを祈ります(*^^*)
レコードの聴き方の一つの楽しみ方として、そのレコードがモノラルであるのか、
ステレオであるのかというのも結構重要になります。
モノラル、ステレオの違いによってもちろんレコード盤面上の音溝のカッティングに
違いがあるので、モノラルのレコードはモノラル専用のレコード針で聴くのが正しい
聴き方です。
もちろんモノ/ステレオ針に互換性をもたせてありますので、モノラル盤をステレオ針で
聴く事には何の問題もないのですが、出音の「鳴り」に大きな違いがあるのでやはり、
モノラル盤はモノラル針で楽しむのがオススメです。
レコードにステレオ・ディスクが登場するのが1957年といわれてますので、それ以前に
発売のレコードをお持ちの方は必然的にモノラル・レコードになります。
ステレオ盤が登場しても、ステレオ装置が一般に普及するまでまだ数年かかりますので、
60年代の終わりくらいまでアメリカの場合大手レコード会社は同じレコードでもモノラル盤とステレオ盤、
二つ同時にプレスして発売していたそうです。
しかし、70年代に入ると一般家庭にもほとんどステレオ・プレイヤーが普及したこともあって
モノラルのレコードの新譜盤はほとんどプレスされなくなりました。
写真のレコードはアメリカのシンガー・ソング・ライターJACKSON BROWNEの1972年の
デビュー・アルバムのプロモーション盤ですが、左上にDJ COPY/monauralと書かれたシールが
あるとうり、プロモーション用にだけモノラルにカッティングされています。
70年代にモノラル?とちょっと不思議に思えますが、どうやらモノラル放送のAMラジオ局に
配るためにモノラルにカッティングされた盤だったようです。
こういったレコードにひょっこり出会えるのもレコード探しの楽しみの一つです。
皆さんもそんなひょっこりを楽しみに、レコードを探してみては??いかがでしょうか??
下北沢のレコードやさん
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