デザイナー、フセイン・チャラヤンの個展です。
1970年生まれのイギリスのデザイナーさんで、日本初の個展だったとか。
ファッションについてはあまり詳しく知らないのですが、この展示はファッションというよりもアートでした。

個人的お気に入りは、女優ティルダ・スウィントンが主人公を演じる「不在の存在」。
寄付された服からDNAを採取し、身に着けていた人間の人物像を推測して、その正確性を検証するという映画のようなストーリー。
テロで入国管理が厳しくなる中、外国人に対する不安などが高まっていくだろうと予感させるものが根底にありました。

画面が５つほどあって、時間差で表示されたり同じ時間でも全く別のアングルが表示されたり。
１度では全て追いきれなくてやきもきしますがそれもまた面白いんです。

他にも独特な展示の数々。
たまにこういったアートの世界に触れるのも面白いですよね。


まだまだ梅雨も始まったばかり。
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