さてさて、最近自分のルーツを調べるのにはまっていまして、調べられるところまで調べてみようかなーなんて思ってるんです。
昭和原戸籍を取り寄せて、知らない私の親類の名前を眺めながら、ロマンチックな気持ちに浸ってます。笑

そんな中、戦争が無かったら、生きているおじいちゃんに会えたのかもしれないなぁと思いながら物思いにふけっていました。
しかし、その後にこう考えました。
そもそも、おじいちゃんが戦争で亡くなっていなければ私の父親の人生は今とは違っていたはずで（そもそも生まれていないかも）私という存在そのものがおじいちゃんの死がなければ成立しないわけだなぁと思ったんです。

人生とは、本当に絶妙にできていますね。
こうやって生きている、奇跡をなかなか実感できないですが、すごいことなんですねー。

マルテの手記のこんな一文を思い出しました。

『この世の中には、何一つ想像だけで済ますことのできるものはない。どんなにつまらぬことでも、想像だけで済むものなんか一つもないのだ。僕たちの予想も許さぬ一つ一つの細かなことが無数に存在し、それが集まって、あらゆるものができているのだ。想像だけだと、ただ大急ぎでどしどし走りすぎるばかりだから、つい一つ一つの細かなことは迂闊に見過ごされて、見過ごしたことにさえ気づかぬことがある。しかし現実そのものはたいへんゆっくりした流れで、おそろしく多様なものをいっぱい詰め込んでいるのだ。』

リルケさんよ〜、まったくその通りだね〜。

さぁ、さぁ。
そんなたまちゃん、もうすぐ誕生日です！
今年も怒涛の一年でした。

３●歳の１年はどうなるかなー。

ではでは、たまちゃんでした！